最近とある本を読みました
こんにちは!たかちーです。(^^)/
僕は資産形成に関心のある大学3年生です。
ブログ開始(2023年8月)時点で貯金額0円の僕ですが、大学卒業までに30万円を貯めることを現状の目標として日々勉強・貯金しています。(なぜ30万なのか、30万を達成するためにどういうことをするのかなどについてはまた別の記事で書きたいと思っています!)
資産形成について発信したい!と思ってブログを開設したものの、ここ1か月学校の勉強が忙しくて投稿をサボっていました(-_-;)
とはいえその間何もしていなかったわけではなく、、
いろんな本を読んだりYouTubeを見たりして勉強していました!
そのなかで1つ自分に大きな影響を与えてくれた本がありまして、、それがこちら!
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(佐々木典士,ちくま文庫,2015) という本です。
この本はミニマリストである佐々木典士氏が、「ミニマリストとは何なのか?」や「どうしてモノを増やしてしまうのか?」についてや、実際にモノを手放すための心構えやテクニック、それによる心理的影響などを自らの経験を踏まえて教えてくれるものです。
世間的に「ミニマリスト」という言葉の認知度はそれなりにあると思うのですが、彼らが実際どういう心構えで、どんなことをしているのかを詳しく理解している人ってそう多くはない気がします。
僕も漠然と「スティーブ・ジョブズみたいな人」というイメージを勝手に持ってました。笑
ですがこの本を読んだことでしっかりとミニマリストについて理解でき、そのメリットがはっきりと分かるようになりました。
印象的だった内容
この本の内容で印象的だった部分に付箋をつけながら読んでいたのですが(上の写真もよく見ると紫の付箋があります笑)、
けっこう付箋の数が多くなってしまったので、その中でも厳選して3つの内容をピックアップしました!!
※このピックアップした3つはあくまで「僕に刺さった」ものであり、この本のメイントピック3つというわけではありません(-_-;)
①ミニマリストとは、「自分に必要なモノがわかっている人」「大事なもののために減らす人」である。
僕はミニマリストって、ただ単に最小限のモノをもって生活する人のことだと思っていたのですが、「自分に何が必要で、本当に大事なモノ以外を減らすことのできる人のこと」ということができるのですね。
さらにいうと、何が必要で大事なのかは家族構成や住む環境によってことなるため、ミニマリストに正解はないと著者は述べています。
②新しくモノを買っても、「慣れ」て「当たり前」になり、そして「飽きる」
服をいっぱい持ってても、すぐ新しい服が欲しくなる。こういったことはなぜ起こるのか。それは考えれば誰にでもわかることで、新しいモノを買っても慣れて当たり前になり飽きてしまうからです。
そもそも人の神経ネットワークは刺激の「差」を検出する仕組みであるのだそう。だからどんなに素晴らしい!と思ったモノを買ってもその刺激に慣れていき、気が付けば新たな刺激を求めてモノが欲しくなるのです。
これは私たちの実体験からも容易に理解できることだと思いますが、改めてこの仕組みを知ることで、無意識だった自分の物欲に意識を向けるようになりますね。
③幸せを根底で支える「時間の豊かさ」
心理学者のティム・キャサーによると、「時間の豊かさ」が幸せに直結するのだそう。「物質の豊かさ」ではないのです。
「モノが減る」と「時間が増える」んですよね。確かに、モノを探したり選んだり、何を買うか悩んだりする時間は、持っているモノや欲しいモノが多いと増えてしまいます。
時間って全人類に平等に与えられたものですからね、大切にしなきゃなって思いました。
『ぼくたちに、もうモノは必要ない』を読んだ後
僕はこの本を読んだあと、部屋を掃除してみようと思い、勉強机とハンガーラックを整理しました。
「数か月も読んでいない本は全部売る!」ということと「机の上には作業時以外モノを置かないようにする!」ということを意識したところ、、
すごく綺麗になりました。(そりゃそうだろ)
本当はboforeとafterを比べるために写真を撮っておけばよかったのですが、beforeの撮影を忘れてしまいました。(´;ω;`)
ちなみにafterはこんな感じ。
けっこうキレイじゃないですか!?!?(自画自賛)
以前は机の右側(エアコンの下部分の棚)に本やプリントがもっさりと置かれれていたのですが、一掃してやりました。
右の写真にあるハンガーラックも以前は大量の服が掛けてありましたし、床にも今の白いボックスに加え大きめなボックスが2つも置いてあるというかなり乱雑な状態でした。
僕の家は普通の1Kの部屋ですが、なんだかとても広く感じるようになりました!(^^)!
で、大事なのはここからです!これだとただ「掃除しました」ってことで終わってしまいますからね笑
部屋を一気にきれいにした後、いくつかの良い変化が私に起こったのです。
まず1つ目が「勉強のモチベーションが上がった」ということです。
もともと勉強は嫌いではないのですが、すっきりとした場所があると本当にモチベーションが上がります。なんならカフェで勉強しているくらいの気分です。
そして2つ目が「こまめに掃除をするようになった」ということです。
僕は掃除がもともと嫌いだったのですが、1回部屋をきれいにしてしまうと「ティッシュのごみ」や「下げてないコップ」がちょっと置いてあるだけで気になるようになり、すぐ捨てたり洗ったりするようになりました。(上の写真にマグカップ置いてあるじゃねえか)
3つ目が「モノを買うときにかなり吟味してから買うようになった」ということです。
部屋を掃除するとき、私は本当にたくさんのモノを捨てたり売ったりしました。本はブックオフに持っていくだけでお金になったのでまだよかったのですが、服とかはもう捨てるしかない状態のものもたくさんあり、かなり大変でした。
僕は「モノを減らす(捨てる)ことがいかに労力がかかることなのか」を知ったのです。
これまでなんとなく集めていたワンピースのちっちゃいフィギュアや、あんま読まないくせに定期購読していた雑誌など、軽い気持ちで買っていたものがこんなに後になって負担になるとは、、!と思い知ったのです。
この感覚を一回味わうと、お店でモノを買うとき絶対に「捨てる時のこと」を考えるようになります。
つまり、今までポンポンと財布から出していたお金が、そう簡単には出なくなったのです。(笑)
これは本当に浪費がちだった私にとって効果的でした。
このように私に起こった3つの変化を挙げましたが、私が1番感じたのは、「モノを減らす」という行為により、理屈で分かっていた以上の効果を実感できたということです。
そりゃ、部屋がきれいになればモチベーションあがるだろうし、掃除も捗るだろうというのは理屈では分かっていましたが、想像以上に効果てきめんでした。
(追記)初めての貯金!?
この記事の冒頭で、「私は貯金0である」ということを話しましたが、
なんと今月初めて貯金ができました!!
僕は基本的にクレカで日々の買い物をしているので、バイトの給料が入ってもクレカの支払いに充てて終わり、というのが毎月のお決まりでした。
しかしこの「モノを減らす」実践により安易に買い物をしないようになり、またできる限り自炊を頑張った甲斐もあってついに貯金ができました!
まあ、貯金といっても1万円ですが!!僕にとっては大きな一歩!!
しかもなんなら先月から毎月5000円つみたてNISAに積み立てた上での貯金ですからね!
僕自身のお金への感覚は変化していると断言できると思います。
僕がこうなれたのも、いろいろ本を読んで知識を吸収しようとした結果なのかな~って思ってます。
もちろん第一歩にすぎませんが、これからも資産形成に向けて頑張ろうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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